Skip to main content.

2005-06-20

「ノンフィクションの《取材現場》 その場に行かなければわからないこと」
2005年6月20日

◆ライターズ・ネットワーク ビブリオサライ第2回セミナー◆
「ノンフィクションの《取材現場》 その場に行かなければわからないこと」
講師:吉岡逸夫さん(ノンフィクション作家・ドキュメンタリー映画監督・新聞記者)

大好評だった昨年の大勝文仁さんのセミナーに引き続き、このたびビブリオサライではノンフィクション作家・ドキュメンタリー映画監督で、現役の新聞記者でもある吉岡逸夫さんのセミナーを開催いたします。
吉岡さんは現在、東京新聞社会部記者として活躍する一方で、これまでにカンボジアやルワンダのPKO、アフガニスタンやイラクを取材、また世界各地の青年海外協力隊員を訪れるなどして、精力的にノンフィクション作品を発表してきました。さらに近年は、ドキュメンタリー映画の分野にも進出し、大きな反響を呼んでいます。
ご本人の豊富な取材経験もさることながら、《戦場》へ赴くジャーナリストや作家にもインタビューされている吉岡さん。今回は、《取材現場》でのリアルな体験をベースに、ノンフィクションの出発点となる現場で何を見るべきか、何をすべきかをお聞きしたいと思います。
また、今回は吉岡さんが監督なさった最新のドキュメンタリー映画『人質』のビデオ上映もあわせて行います。取材のためにイラクへ赴き拘束された安田さんや郡山さんたちを追った作品です。彼らが何を求めて《取材》に向かったのか、そしてメディアに流された情報の裏にある《現場》の姿とは何か、メディアに関わるものとして、見落とせないものだと思います。
               ビブリオサライ 六本木博之

ライターズ・ネットワーク ビブリオサライ 第2回セミナー
「ノンフィクションの《取材現場》 その場に行かなければわからないこと」
◆講師 吉岡逸夫さん

◆日時
2005年6月20日(月)
   PM6:00 受付開始
   PM6:30 ドキュメンタリー映画「人質」ビデオ上映
   PM7:30 吉岡さんによる講演
   PM8:45 終了予定
◆会場
飯田橋・家の光協会 1階セミナールーム
◆定員 50人
◆参加費用
ライターズ・ネットワーク会員 2000円 非会員3000円
◆参加申込方法
下記申し込みフォームよりお申込ください。氏名・会員非会員の別・メールアドレスのご記入をお願いいたします。
◆申込締切
6月17日(金)まで

【講師プロフィール】
ノンフィクション作家・ドキュメンタリー映画監督・東京新聞記者。
愛媛県生まれ。青年海外協力隊としてエチオピアで活動後、コロンビア大学大学院修了。東京新聞にカメラマンとして入社後、記者に転じる。一方で、カンボジアやルワンダ、アフガニスタン、イラクなどを精力的に取材し、ノンフィクション作品を発表。近年は、ドキュメンタリー映画の制作・監督もこなす。93、94年東京写真記者協会賞、95年開高健賞を受賞。
主な著書に『漂泊のルワンダ』(TBSブリタニカ)、『青年海外協力隊の正体』(三省堂)、『いきあたりバッチリ』(新潮社OH文庫)、『なぜ記者は戦場に行くのか』『イスラム銭湯記』(現代人文社)、『イラクりょこう日記』(妻詠美子さん・長女ふみさんとの共著、エクスナレッジ)、『人質』(郡山総一郎氏との共著、ポプラ社)、『なぜ日本人はイラクに行くのか』(平凡社新書)など。ドキュメンタリー映画に『アフガン戦場の旅』『笑うイラク魂』『戦場の夏休み』『人質』などがある。
ホームページhttp://yoshi.net/...

コメント

一言どうぞ