2006-06-09
ライターズネットワークでは、数多くの会員の活動の中なら、毎年『ライターズネットワーク大賞』を選び、表彰しています。
「自分たちの仕事を、自分たちで褒めないでどうする!」を合言葉に始まったこの賞も、はや11回目。年々、会員の活動の量も増え、ジャンルも幅広くなってきました。
その中から選ばれた今年の受賞者は3名。いずれもテーマに対する愛着と独自の切り口を兼ね備えた、個性豊かな作品が選出されました。
大賞:新井崇嗣
『スウィート・ソウル・ミュージック リズム・アンド・ブルースと南部の自由への夢』(ピーター・ギュラルニック著、シンコーミュージック・エンターテイメント)の翻訳に対して
シンコーミュージックエンタテイメント (2005/03)
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ソウル・ミュージックの名著を日本に紹介し、ソウル・ファンの感動の嵐を呼び起こす。ディスコグラフィを含めて 500ページ超というボリュームと情報量。まさに圧巻というべき本の存在感。さらに深い専門知識と愛着がなければ為しえない完成度。翻訳者としての力量を遺憾なく発揮した作品です。ライターズ初の翻訳本受賞でもあります。
フットワーク賞:杉岡幸徳
『珍祭・奇祭きてれつガイド 日本トンデモ祭』(美術出版社)の出版に対して
ライターとしての原点である「現場に行く」ことを見事に体現した作品。日本全国津々浦々の奇祭を調べつくし、世界に知られた奇祭から誰も知らない(?)祭りまで訪ね歩いての執筆は、見事というほかありません。「世界で唯一の奇祭評論家」として唯一無二の地位を確立。1つの分野を妥協なく突き進む姿勢も評価。
プロデュース賞:池田雪
ネット新聞をまとめた『かえる新聞縮刷版』(げこげこ大王7世責任編集、書肆侃侃房)の企画・編集・出版および福岡かえる展の開催(1999年~)の活動に対して
書肆侃侃房 (2005/06)
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福岡かえる展ホームページ
http://www.kerokero.com/...
カエルを愛するあまり、げこげこ大王7世の発行するネット新聞「かえる新聞」にカエル記者として参画、ついには『かえる新聞縮刷版』を企画・編集・出版。1999年より毎年6月には「福岡かえる展」を開催と、大きな広がりを持つ運動に育て上げる。まさにカエルのために尽くした活動は、多くの人に夢を与えました。
大賞授賞式の参加お申し込み
http://www.writers-net.com/item/63...
Posted by 事務局 at [ ニュース ]
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